今を元として自分を元として善じゃ悪じゃと申してはならん。
よき人民 苦しみ、悪い人民 楽している。
神も仏もないのじゃと申しているが、
それは人民の近目ぞ。
一方的の見方ぞ。
長い目で見よと申してあろうが。
永遠の理ことわり わきまえよと申してあろうが。
支払窓は金くれるところ、預け口は金取るところ。
同じ銀行でも部分的には、逆さかさのことしているでないか。
全体と永遠を見ねば ものごとわからんぞ。
よく心得よ。
今の自分を元として幸か不幸かと考えてはダメだと言う事じゃないかなと思います。
よき人民 苦しみ、悪い人民 楽している。神も仏もないと嘆く気持ちも分かりますが、それはそういう状態になっているだけで永遠から見れば大したことはないと言う事です。
焦らず、永遠性を考えた方がよいと思うのです。