黄金の巻~第100帖
日々の祈りは行ぎょうであるぞ。
百年祈り続けても祈りだけでは何もならん。
それは祈り地獄じゃ。
祈り地獄 多いのう。
肉体人は肉体の行ぎょうせねばならん。
日々の祈り結構致してくれよ。
次の祈りは省かえりみることぞ。
いくら祈り行ぎょうじても自分省かえりみねば、
千年行ぎょうじても何もならん道理じゃ。
同じ山に登ったり降りたり、御苦労のこと、
馬鹿の散歩と申すもの。
悔い改めよと申してあろう。
省かえりみて行ぎょうじるその祈り弥栄いやさかえるぞ。
祈り続けているだけではダメで、祈った自分を省みないとダメみたいです。
ただの祈りは、ただの祈り地獄だそうです。
祈ってから、自分を省みましょう。